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前回の『鳩山vs小沢 民主党の対立構造を斬る』に対する、加藤 鉱からのコメントです!
忘れてならないのは、民主党の小沢一郎幹事長がかなり古いタイプの政治家であるということでしょう。
自民党最年少で幹事長となった小沢氏は、故田中角栄元首相いちばんの気に入りで、角栄氏は本気であの真紀子氏の婿にと考えたほどでした。若い頃から角栄氏の薫陶を受けた小沢氏の政治手法と考え方は角栄氏そのもの。権謀術数にかけては、政界で群を抜いています。
明報が指摘しているように、民主党内は鳩山由紀夫首相と小沢幹事長の双頭体制にみえるのですが、問題はすでに世界の潮目が鳩山首相に味方して、小沢氏の古さ、強引さが浮き彫りになっていることでしょう。
鳩山首相の政治理念は「友愛」。バブル絶頂期にこの言葉を掲げて鳩山氏が登場してきたのなら、「なにを青臭い」と国内外から冷笑されたかもしれません。
しかし、世界恐慌によりデフレスパイラル、失業率最悪の状況下、友愛は青臭いニュアンスでなく、政治家の新たな定義、強い心構えとして響いてきました。ここが歴史の面白いところです。
国連総会の演説で彼は「友愛」についてこう語りました。
「友愛とは自分の自由と人格の尊厳と同時に、他人の自由と人格の尊厳をも尊重する考え方です。われわれは友愛精神に基づき、東洋と西洋、先進国と途上国、多様な文明の間で世界の『架け橋』となります」
賢明なる人たちは、いま地球全体が存亡の危機に見舞われていると受け取っています。幸福に対する定義が明らかに変わりつつある潮目のなか、鳩山首相の前では小沢氏は以前より格段に小さな存在に映っているのではないでしょうか。
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