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| 加藤 鉱はこう見る! ~鳩山というニュータイプの登場~

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前回の『日台関係が悪くなって、得をするのは誰か?』に対する加藤 鉱からのコメントです。
国民党の馬英九を総統に選んだ台湾と日本の将来は暗いのではないでしょうか。馬英九は、尖閣列島問題で札付きの運動家として知られ、自分で船を繰り出して上陸を試みた人物です。彼は実は香港生まれで、彼がハーバード大学で学位論文を取ったのが「尖閣列島問題」だったことを見ても、およそ親日的とは言えません。
今回の問題は、おそらく当事国同士が大人の対応でおさめにかかるはずなので、そう心配はないと思います。しかし、このところ台湾の人たちを見ていると、ひと頃盛り上がった愛国心が徐々に薄まっているのではないかと思えてなりません。香港は返還後10年が経ち、何事も中国がどう考えるかを先回りする、いやらしい自主規制を自然と身につけてしまいましたが、台湾がこのところあまりに中国に対してものわかりがよい姿勢を示すのを見るにつけ不安になります。
ビジネス面では顕著ですよね。上梓したばかりの拙著「チャイニーズリスク」のなかで詳しく記したけれど、中国に進出した台湾企業が中国ビジネスで得た利益を台湾に戻さないのはまさしく「国賊行為」に値します。馬英九政権が強固なものになるにつれ、台湾の軟弱化が進むだろうというのが私の予測です。
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しかしながら、今や台湾にとって中国は巨額の貿易黒字を稼げる大切な国です。大陸中国と政治体制は違っても同じ漢民族。良い関係を保とうとするのは当たり前でしょう。日本にとっても中台関係が良くなるのは良い事。前の陳政権のようなポピュリスト的だった政治よりも馬政権のほうが遥かにマシだと思いますね。
コメント by mzr1493 — 2008/6/27 金曜日 @ 22:29:43
中台関係が良くなることは、特に経済において日本に利益をもたらす面もあるでしょうが、領海問題で中国と台湾が同調したり、軍事的なパワーバランスが崩れたりといった問題も今後発生してくるでしょう。その中で、いかにしてバランスを取り、どう折り合いをつけていくかが問われるのではないかと思います。
コメント by 編集部 — 2008/7/8 火曜日 @ 16:56:38