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香港における軍票問題 ~七七事変より101年~

7月7日と言えば七夕ですが、同時に盧溝橋事件が勃発した日でもあります。
1937年の同日未明に起きた発砲事件をきっかけとして、日中は泥沼の戦争へと突入していくわけですが、昨日はここ香港でも、各団体による抗議デモが行われました。

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七七事変より101年 ローカル組織による抗議行動

『明報』 07月 07日 月曜日 03:20PM

「香港索償協会」を含めた各団体「神州青年服務社」、「工聯會」、「民主黨」などが、次々と在香港日本大使館に抗議の声を上げた。
日本政府に釣魚台への侵犯の中止を求めると共に、日本政府に歴史を正視し、軍票の兌換と戦争で被害を受けた人々に対する謝罪と賠償を要求した。
一部の抗議者はデモの中で叫び、旗を掲げ、日本政府に右翼分子の活動を抑制するべきだと訴えた。
各団体は大使館のスタッフに手紙を渡したあと立ち去った。

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香港における日本軍政時代の問題として代表的なものがこの「軍票」という遺物。
これは元々戦時中の物資調達に際して軍隊が発行していた領収書で、当然あとになって等価の現金が払い戻されるはずなのですが、
インフレと敗戦によって紙くず同然となってしまい、現在に至るまでその補償を求める裁判が起こっています。
特に香港においては、ほぼ強制的に香港ドルと軍票を交換させられたため、大損害をこうむった人も少なくなかったといいます。
盧溝橋事件と直接的な関わりはないにせよ、これも日中戦争が生んだ負の産物のひとつといえるでしょう。

ただ不思議なことに、香港では「日本人が香港市民を虐殺した」という話はあまりなく、展示会も「南京大虐殺」の資料がほとんど。
これは香港でそうした大規模な虐殺が起こらなかったのか、それともただ資料がないだけなのかはわかりませんが、
いずれにしてもあまり見ないことは確かです。

2008/07/08 04:37:48      | 編集部 | Comments (0) | Trackbacks (0)
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