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毒餃子にメラミン牛乳、野菜の残留農薬・・・中国だけではなく、日本においても「食の安全」が問われる時代となっていますが、「ChinaLOOP」でも、今後しばらくはこのテーマを重点的に取り上げていきたいと考えております。
「安全な食べ物」とは何か?
無差別フードテロとは?
ジャーナリスト加藤 鉱とともに、皆様も改めて「食」について考えてみませんか。
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加藤 鉱はこう見る!
「フードテロ時代を考える」
中国のメラミン入り粉ミルク事件で思い出したことがありました。迂闊でした。昨年、江蘇省に住む知り合いから電話があって、「親戚に赤ん坊が生まれた。粉ミルクを送ってくれ」と頼まれたのです。大衆レベルではすでにそういう話は一般的だったわけですね。
日本中を大混乱に巻き込んだ汚染米事件。追跡調査により、焼酎、日本酒、和菓子、卵焼き、赤飯などに使われていたことが判明、われわれは知らないうちに口に入れてしまったようです。しのぶフーズというところで作られたおにぎりをコンビニで買って食べていた私もその一人です。
少し前に流通大手イオンの岡田元也社長が「ほとんどテロに近い。我々も確認作業などに大変なコストがかかる。今回の事件をやった人を許してはいけない」と記者会見で述べていましたが、私もこのところ日中で連続して起きている食品にまつわる一連の事件は「フードテロ」ではないかと考えています。
もちろん、中国のメラミン入り粉ミルク事件も赤ん坊を無差別に狙ったフードテロで許すわけにはいきませんが、日本と異なり、検挙された犯人たちの処分は、見せしめのために可及的速やかに行なわれるはずです。
ところで、天洋食品で起きた毒入り餃子事件のほうはどうなっているのでしょうか。独断ですが、生産過程のどこかで毒物を混入できる隙間があったのではないかと思います。私が知りたいのは、それを実行した人間の憎しみの対象です。天洋食品の経営者(給料が安くて不満。イジメがあった)が憎かったのか、日本のバイヤーであるJTフーズ(ふだんから対応が悪く不満。日本そのものを憎悪)が憎かったのか、他に理由があるのか。
今後も中国で加工食品を作り続けなければならない日本企業のためにも、それを食べなければならない日本人のためにも、一日も早く解明しなければならないことではないでしょうか。
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